対人恐怖症でありながら結婚をしたわたしですが、今度はなんとハワイにまで旅行してきました。
わたしたちは新婚カップルということで、ハワイへ1週間ほどハネムーンに行ってきたのです…!
メンタル面でつらいときもありましたが、基本的には旅を楽しめましたよ。

初めて体験したハワイはどんなものだったのか、感想を書き記しておきたいと思います。
旅行のスケジュールに沿って体験記をまとめてみました。

なお今回のハネムーンではオアフ島のみの観光です(ハワイのほかの島々にはハワイ島・マウイ島・カウアイ島などがあります)。
またそれぞれの体験記では写真が少なめなので、現地の雰囲気はあまり伝わらないかもしれません(汗)。

ハワイハネムーンのスケジュール

カネオヘ湾の砂浜

以上、全日程で6泊7日のハネムーンでした。
行きの飛行機の中で1泊、ハワイ現地(オアフ島のホノルル)で5泊という流れです(日付変更線の関係で旅行記は6日分です)。

初めてのハワイにしては各所をほどよく体験できたと思っています。
とくに思い出に残っている見どころはクアロアランチのオーシャンボヤージフラダンスショーマジック・オブ・ポリネシアです(ハワイに初めて行くならおすすめ)。

約1週間かけての旅行でしたが、スケジュール的に行けなかったスポットはオアフ島だけでもまだまだあります。
ダイヤモンドヘッド、パールハーバー、アラモアナセンター、ココヘッド、シャークスコーブ、ポリネシアカルチャーセンターなどなど。
キラウエア火山のあるハワイ島なども含めると、本当にハワイは見どころが多い観光地ですね。

日本(成田空港)から往復7~9時間かけて行くのがしんどいですが、繰り返し訪れる価値はあるのではないでしょうか。
対人恐怖症のわたしでさえ魅力を感じるんですから(苦笑)。

12月のハワイ(ホノルル)の天気

ハネムーンに行ってきたのは12月中旬で、ハワイの季節は日本と同じく冬ですが雨季にあたります。
とはいえ旅行中に天気が大きく崩れることはなく、曇りがちな日はあったものの小雨がたまに降る程度でした。
おかげで晴れ間が出たとき、ホノルル市内やオアフ島の各地で虹をたくさん見られましたよ~。

気温は冬でも最高気温が25度ちょっとあり、Tシャツとジーパンの服装で快適に過ごせました。
最低気温は20度前後なので、遠方へのツアーなどで早朝から行動する場合はパーカーなどが1枚あったほうが良いですね。

ハワイは熱帯に属しますが湿度は低く、日本の夏よりもさわやかな気候です。
そのせいか蚊のような小虫やGのような害虫は一度もみかけませんでした(虫除けスプレーは不要かもしれません)。

ホノルル(ワイキキ)の雰囲気

ハレクラニでみたワイキキビーチのサンセット

12月はクリスマスの時期でもあり、ワイキキ(ホノルルの繁華街)のあちこちにクリスマスツリーやイルミネーションが飾られるのも見どころのひとつでしょう。
正直わたしはハワイ観光に夢中でクリスマスムードをあまり体験できなかったんですが(笑)、通りすがりの外国人や店員に「メリークリスマス!」と声をかけてもらうことが多くてうれしかったです。
初めてのハワイ旅行で不安でしたので。

そもそもクリスマスに関係なく、エレベーター内や信号待ちの際でも笑顔であいさつしてくれますし、ロコ(地元の人)どうしがお互い他人なのに「ハウアーユー?」「グッド!サンクス」などと道のすれ違いざまにコミュニケーションをとっているのは新鮮でした。
いままで日本で生活してきてそうした光景はみたことないですし、だから日本人には対人恐怖症者が多いのかもしれません…。
日本国内とくらべて人々が気さくという点も、ハワイの素敵な魅力だなぁと思っています。

ただ現地の外国人は観光客相手でも遠慮なく英語を話すので、多少の英会話はできたほうが安心です。
わたしの場合、妻が昔フィリピン留学で英会話を少しかじっていたので助かりました。
大学受験のおかげで英語表記を読むことに苦労しなかったものの聞き取りが全然ダメで…(汗)。
英会話に自信がないなら翻訳機を携帯したほうが無難でしょう(海外WifiレンタルのグローバルWiFiではウェアラブル翻訳機『ili』(イリー)もレンタルできます)。

治安については、前述のとおりハワイにはなごやかな雰囲気があるため、身の危険を感じることはなさそうです。
いちばん人口が集中しているホノルルでさえ治安は悪くないように感じます。
夜間(夜22時以降)にワイキキを出歩きはしなかったので説得力はないかもですが…。
女性ふたりのペアで旅行している日本人観光客をよくみかけたことからも、(少なくともオアフ島の)治安は安定している気がします。

ハネムーンにかかった費用

カネオヘ湾の砂浜その2

7日間のハワイハネムーンの費用はペアで総額35万円くらいでした。
ツアー代(航空券・ホテル・送迎バスなどの料金)が20万円、オプショナルツアー代が8万円、食事代が4万円、おみやげ代・交通費など雑費が3万円という内訳です(以上すべて大人ふたり分の総額(概算)) 。

これでも食事を地元スーパー(ウォルマートなど)やコンビニ(ABCストア)での買い物で済ませたり、飲み物はできるだけ水にしたり、おみやげを買い控えたりと節約をがんばったんですけどね。
円高だったらもっと安く済んだのに…(苦笑)。
ハワイに旅立つ前はまさかこんなに費用がかかるとは想像していませんでしたが、新婚記念のハネムーンなので良しとします(両親からもらった結婚祝い金に助けられました)。

安い時期といわれる12月中旬でこのくらいの金額になるので、ベストシーズンといわれる4月から10月ならいくら必要になるんでしょうか(汗)。
同じ12月でも、旅行需要が高まる年末シーズンに入るともっと高い予算が必要そうですね。
オアフ島以外の島も観光する場合は、島々を移動するための航空券代がさらにかかってきます。

夕暮れ時のハレクラニ

あと欧米への旅行につきものなチップの出費も地味に痛いかもしれません。
ホテルのルームメイドへのチップは2ドル程度が相場なので妥協できます。
しかしレストランのウェイター・ウェイトレスへのチップ代が高い…。

レストランでのチップの相場は料理代金の15%~20%くらいですが、そもそもレストランとなるとカフェやハンバーガーショップとは違い一品一品の価格が高いので結果としてチップ代も高額に…。
いっぽうフードトラック(移動式屋台みたいなもの)などテイクアウトのできる飲食店ならチップ不要の場合が多いので、とにかく食事代を節約したいならおすすめします。

ちなみにハネムーンで利用した旅行会社は格安で有名な『HIS』です。
航空券の購入代金やホテルの宿泊費といった初期費用は年末シーズンの手前ということで安く済んだのですが、オプショナルツアー(現地で申し込む日帰り旅行・アクティビティ体験などのオプションプラン)の料金がツアーによってはちょっと高い印象でした。
オプショナルツアーを申し込める旅行会社はワイキキ周辺にいろいろあるので、自力で探したほうが節約になるかもしれません。
HISだけでなく『VELTRAicon』(ベルトラ)という格安ツアー比較サイトも使うと便利です。

ハワイ現地での所持金

今回のハネムーンではオアフ島の各地を旅行しましたが、どこに行く場合も所持金は少額にし財布は持たないことにしていました。
ハワイというかアメリカはカード社会で有名なので、クレジットカード払いで基本的には十分です。

もちろんハワイ旅行は現金がいっさい不要というわけではありません。
ホテルの従業員にチップを渡したり、屋台や露店など屋外の店で買い物したりするときは現金が必要になったりします。
カード払いを基本として、現金払いのみのケースに備えて少額の現金をもっておくのがおすすめです。

所持金を現金のみにするのは止めたほうが無難かと思います。
現金のみだと不足に備えて所持金を多めにしがちなので、財布が膨らみ身軽に旅を楽しめません。
パンパンの財布をチラつかせていたら、スリや強盗に遭う危険も高いです。
また現金がなくなったときクレジットカードを持っておけば頼りになりますし、(ハワイ現地に限らず)カード払いのほうがお会計が簡単という理由もあります。

わたしたちはハネムーンの初日にとりあえず現金1万円をドルに両替し、その日以降に所持金が足りなくなったら再び両替するというルールにしていました。
多めに替えすぎて帰国時にドルが余ってしまうと外貨両替の手続きが面倒ですし、両替額をおさえることで旅行中の無駄な出費を節約できます。
ブランド物を買う予定がない限りは、1万円~2万円を目安に両替すれば金欠で困ることはないでしょう。

両替場所については、ワイキキのロイヤルハワイアン通り沿いにある両替所を利用しました。
日本国内での両替だと手数料が高いですからね。
とはいえ現地でも、ホノルル空港やホテル併設の両替所は手数料が高く為替レートも悪かったです。
ワイキキ周辺で両替所を探したほうがお得ですよ。

ハワイ旅行で必要なものリスト

参考までに、ハワイへの旅行で絶対に必要だなと感じたもの・忘れちゃいけないものをリスト形式でまとめてみます。
パスポート、財布や携帯電話(スマホ)など当たり前の持ち物は書いていませんのであしからず(ただし携帯電話については、現地では通話料・パケット通信料が高額になるため、あくまで緊急用と考えておくことをおすすめします)。

上記の持ち物はホノルル市内のコンビニやスーパーなどでも買えますが、観光地のせいか価格が割高だったりするため事前に準備したほうが良いでしょう。
また出発1週間前から準備を始めると不足品をそろえる余裕がない場合もあるかと思うので、1カ月くらい前から少しずつ用意したほうが吉ですよ。

対人恐怖症を抱えながらのハワイハネムーン。
つらいときはありましたが、ハワイの魅力をオアフ島だけでも十分に体験できました。

機会があればまた行ってみたいです。
帰りの飛行機からみえたカウアイ島などにも興味が出てきましたし…!
アロハ、ハワイ。マハロ、ハワイ。