ハワイハネムーンは6日目を迎え、とうとう最終日。
約1週間のハワイ旅行も終わりです。
ビルズで朝食をとったあと朝方のワイキキビーチを散歩し、帰国の途につきました。

ビルズでパンケーキを実食

朝のワイキキ

ハネムーンの最終日は午前10時半ごろにホノルル空港へ向かわなければなりませんでした。
朝しか自由時間がないので、早起きをして『bills』(ビルズ)という飲食店へ。
ビルズといえば「世界一の朝食」との評判で有名ですよね。

7時ちょっと過ぎに入店できたおかげか、予想外に店内は空いていました。
窓際の席に案内され、さっそくメニューを拝見。
パンケーキ、トースト、サンドイッチをはじめ、スクランブルエッグなどの卵料理、肉料理・魚料理・サラダなどなど、いろんな朝食メニューがそろっています。
ドリンク類もスムージー、フレッシュジュース、コーヒー、紅茶、炭酸水などなかなか豊富です。

わたしたちは『リコッタパンケーキ』と『ワイマナロファーム産 新鮮卵のスクランブルエッグ』を注文。
メニューをみているとき何度も店員がオーダーを聞きに来て少し迷惑でした…。
本当に「世界一の朝食」なんでしょうか(苦笑)。

さっそくリコッタパンケーキを食べてみたところ、味は期待とは裏腹に普通というレベルです。
パンケーキ人気の火つけ役ともいわれている看板メニューらしいですが、絶品というほではない気がします。
スクランブルエッグについてはふわふわな食感ですが、こちらも味は世界のセレブが絶賛するほどではないような…?

リコッタパンケーキはパンケーキ3枚分でスクランブルエッグも結構ボリュームがあるため、ふたりで食べてもお腹いっぱいです。
またどちらも卵を使った料理なので、食事中に少し気持ちが悪くなりました…。
卵が苦手な方は、肉や魚のメニューを頼んだほうが無難かもしれません。

朝食をとりながらワイキキの朝の街並みを眺めるのは気持ち良かったですけどね。
テラス席にしておけば良かったかもと少し後悔しました。

店内にはアップテンポなロックミュージックが流れていて朝から元気になれます。
お会計のときはビルズのオリジナルポストカードをゲットできました♪

朝日を浴びながらワイキキビーチを散歩

ワイキキビーチの朝

朝食後まだ時間に余裕があったので、ビルズ沿いの通り(ビーチウォーク)を歩いてワイキキビーチへ。
初日の旅行記で微妙な感想を書きましたが、最終日はなんだかんだでワイキキの浜辺を散歩してみたくなるものです。
ハワイ旅行のど定番には、ハワイに行った気分にひたれる安心感があります(笑)。

朝とはいえワイキキビーチには多くの観光客や現地の人がいました。
景色を眺めている人、ランニングやウォーキングをしている人、すでに海水浴や日光浴を始めている人などさまざまです。

滞在中サンダルを買い忘れたわたしたちは相変わらずスニーカーで散歩(汗)。
ハワイの砂を靴に入れて持って帰れたので結果オーライです。

ワイキキビーチの東のほうには朝日を浴びたダイヤモンドヘッドの姿がみえ、浜から突き出た堤防からは太平洋を一望できます。
すがすがしい気分になったのと同時に、「今日でハワイとお別れなんだな…」とせつない気持ちにもなりました。
妻は堤防ちかくで発見したカニや小魚の観察に夢中でしたが…(笑)。

散歩中、ここでも外国人に「メリークリスマス」と笑顔で祝ってもらえました。
ワイキキビーチのきらびやかな朝の風景とその一言は今でも忘れられません。
最後まで素敵な思い出を残してくれるのがハワイの魅力だと感じています。

帰りはサラトガ・ロードを歩き、ワイキキビーチともさよならです。
ふたりで旅の思い出を振り返りつつホテルへ戻りました。
(ちなみに沿道には、あの大統領ゆかりの『トランプ・インターナショナル・ホテル ワイキキ』がありました。)

ホノルル空港からハワイアン航空で帰国

長いようで短くもあったハワイハネムーンも残すは帰国のみです。
ホテルから送迎バスに乗ってホノルル空港へ向かいました。

到着すると空港内は、新婚らしきカップルや家族づれで大混雑。
航空券の手続きだけで1時間以上はかかったと記憶しています。
海外旅行経験の豊富な妻が「こんなに並んだのは今まで一度もない」と驚いていたほどです。

成田空港にくらべると小さな空港なので仕方ないかもしれませんが、対人恐怖症的にしんどくて一気に疲れがたまりました…。
ハワイでもらった心の栄養がなくなっていく…(苦笑)。

帰りの飛行機も行きと同じくハワイアン航空です。
機内の座席については右端の2列の前から2番めに座ることができ、前の席に誰もいなかったのでなかなか快適でした。
周囲に乗っている人もまばらで助かります…。

ホノルル空港を飛び立つと、飛行機の窓からはオアフ島の姿がみえました。
ハワイアン航空の粋なはからいで、わざわざオアフ島周辺をぐるりと旋回飛行してくれたんです。
ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッド、パールハーバー、ホノルルのビル群といった景色を空から楽しめましたよ。

オアフ島を離れてしばらく経つと、カウアイ島やニイハウ島などもみられます。
とくにニイハウ島は浜辺がきれいで魅力的でした(「禁じられた島」といわれているそうですが汗)。
これらの島々がみえなくなると、後はひたすら雲の上…。

9時間のフライトはかなりつらかったです。
前に人がいないといえどそこはエコノミークラス。
座席の間隔がせまいので足を自由にのばせず、とても窮屈な思いをしました。
しかも行きとは違い帰りは消灯してくれなかったので居眠りするのも難しい…。

対人恐怖症の身としてもやはり長時間にわたって他人と同じ空間にいるのはつらいです。
終始ノイズキャンセリングイヤホンでポッドキャストやオーディオブックを聞き、自分の世界にこもりました(汗)。
備え付けの動画プレイヤーもあったんですが、脇見恐怖症他者視線恐怖症で疲れるのでみていません。
妻はフライト中に映画を4本もみたそうです。

日本時間の19時ごろ、ようやく成田空港に到着…。
9時間の修行によく耐えたと、自分をほめてやりたいです。
空港を出て、日本らしい冬の寒さとクリスマスの雰囲気を感じつつ妻と自宅へ帰還しました。

ちなみにハワイアン航空の機内食は帰りもまぁまぁおいしかった気がします。
鶏の照り焼き、春雨、ご飯のセットでハワイらしさはまったくありませんが(苦笑)。
2回めの機内食ではサンドイッチをもらい、帰国後の翌朝にレンジで温めて食べたらめちゃうまでした。

ハネムーンの最終日はほとんどが帰国の旅路となり飛行機移動はつらいものでしたが、朝を有意義に過ごせたのは満足です。
ビルズ~ワイキキビーチ散歩の流れは、ハワイ最後の日の過ごし方として結構おすすめのプランかと思います(卵料理が苦手でなければ)。