日本からの移動の疲れがまだ取れない、イエローナイフ・オーロラ旅行の3日目。
この日は夫婦そろって宿泊先のB&Bでゆっくり滞在することに。
もちろん夜にはオーロラを見に行き、湖に映る「逆さオーロラ」を観賞できました。
そして1日の締めは、まさかの国際交流(笑)。

貸し切り状態のB&Bに滞在

今回イエローナイフ滞在で利用した宿は、郊外のラッサム島にあるB&Bです(個人宅のようでしたので名前は伏せます)。
メゾネットタイプのアパートのような建物となっており、3階のバルコニーからはグレートスレーブ湖を眺められます。
ただ、客室からの眺望は良くありません。

写真:イエローナイフの岩と林の風景
ほぼ岩しか見えない…

このB&Bはアパート全2室のうちの1室が宿オーナーの所有のようで、客はそこに滞在することになります。
さすがにベッドのある客室はオーナーの寝室と別ですが、キッチン・風呂・トイレといったものは共同です。

とはいえ客室は1つのみらしく、しかもオーナーがたびたび出かけていることが多かったので、ほぼ貸し切り状態で滞在できました。
対人恐怖症のわたしにとっては思いがけない幸運…(笑)。

旅行3日目のこの日は日中から深夜までオーナーがまったく帰ってこず、わたしたち夫婦だけでゆったり過ごせました。
キッチンのある共同リビングのインテリアがとてもおしゃれで、最近家を買った身としても色々と参考になります。

写真:カナダの家の洒落たインテリア
滞在したB&Bの内観

ちなみにオーナーは大型のハスキー犬を飼っており、雑音恐怖症かつ犬嫌いなわたしは宿泊前から警戒していたんですが、実際には良くしつけけられた犬で心配無用でした。
むしろ犬がいたおかげで、犬をネタにしてオーナーと楽しくコミュニケーションができたように思います。

オーナーは気さくながらも、細かい気づかいもできる良い人でした。
こちらが質問すれば丁寧に教えてくれますし、向こうから積極的に話しかけてくるわけがなかったので人見知りでもあるわたしにはちょうど良かったです。

写真:日没時の風景(イエローナイフのラッサム島にて)
B&Bのバルコニーからの景色(日没ごろ)

逆さオーロラを発見

こうしてオーナー不在のB&Bでまったり滞在しつつ時おりバルコニーから外を眺めていたんですが、夜がふけても空にオーロラは皆無。
しかしせっかくイエローナイフまで来たので、今夜は妻と一緒に午前0時ごろオーロラ鑑賞へ出発です。

鑑賞場所は前日と同じくラッサム島の北岸で、天気も同様にやや曇っていました。
ただ前日と違うのは、到着するとすでにオーロラの帯(オーロラアーチ)があちこちに出現していたという点。
予報でのオーロラ活動レベルはあいかわらず「1」だったんですが、明らかに出現頻度が高いのです。

写真:イエローナイフの帯状オーロラ(レベル2相当)
「レベル2」くらいに見えるオーロラ

しかも今回は、いわゆる「逆さオーロラ」を見つけられました。
逆さオーロラとは日本の「逆さ富士」のように、湖の水面にオーロラが映る風景のことです。

写真:イエローナイフ・グレートスレーブ湖の弱い逆さオーロラ
小さな逆さオーロラを発見

目の前のグレートスレーブ湖に映る淡い緑の光…。
肉眼で見ると白い影のようにしか見えず弱々しいのですが、それはまさしく逆さオーロラでした。

さらにもう1時間ほど我慢して待ち続けていると、スッキリと空が快晴に。
これはもう、オーロラ出現の期待が高まらないわけがありません。

その予感は的中、これまで見ていた方向とは逆の夜空に目をやってみると結構な大きさのオーロラが!
しかもなかなか綺麗な逆さオーロラです。

写真:イエローナイフ・グレートスレーブ湖の逆さオーロラ(レベル3~レベル4くらい)
逆さオーロラと月

強さでいえばレベル3かレベル4くらいはあるオーロラなのではないでしょうか。
グレートスレーブ湖にオーロラの緑の筋が映っているのがよくわかります。
輝く月とのコラボレーションも素敵でした。

月は明るかったんですが、オーロラ鑑賞には問題なかったです。
ある程度のレベルのオーロラであれば、月光には負けません。

写真:イエローナイフのオーロラと月(グレートスレーブ湖のラッサム島から)
複数のオーロラと月光のコラボ

ところがそんな綺麗なオーロラもそのうち姿を消し、またしてもただの夜空に…。
翌日にイエローナイフ市内観光とショッピングをする予定だったため、午前2時過ぎには宿へ帰ることにしました。
夏季でしか見られない逆さオーロラを鑑賞でき、心残りはありません。

カナダ人との英会話交流

ここまで妻以外の人と会わず、対人恐怖症の人間としてはひさびさにストレスなく過ごせていた3日目の深夜。
宿に戻ってきたあと、思いもよらず英会話で国際交流をする羽目に遭いました(汗)。

就寝前に妻に頼まれキッチンへ水を汲みに行ったところ、なんと見知らぬ若いカナダ人男性とオーナーがふたりで話し込んでいたのです。
てっきりオーナー不在だと思っていたのでかなり焦りましたよ…(笑)。

そのまま引き返したいところですが、不審人物と思われたら今後の滞在に影響しかねません。
オーナーに声をかけられ、下手な英会話でカナダ人たちと話し始めることになりました…。

写真:カナダの家の洒落たキッチン
滞在したB&Bのキッチン

結局15分くらい会話をしたでしょうか。
心配していたよりは、わたしの英語が通じたような気がします(大学受験は失敗したけど英語を勉強しておいて良かった)。
オーナーもカナダ人男性も、途中から聞き取りやすいように英語を話してくれてうれしかったです。

オーロラのことを中心に会話しました(男性が過去に撮影した逆さオーラの写真も見せてくれました)が、ほかにもカナダ人はペットを飼うのが好きなこと(わたしが犬嫌いの話をしたので笑)、その男性が日本を旅をしたときのことなどについても話をし、予想外に盛り上がりました。

ただ、こちらの伝えたいことがうまく英語で表現できなくて終始もどかしかったです。
英会話学習の動機はこういう出来事をきっかけに生まれるのでしょうね。

なお、旅行5日目で訪れたレストランでも黒人男性と英会話を楽しみました。
いままでは留学経験のある妻に頼っていましたが、今後は自力で英語コミュニケーションをやっていけそうです。

外出せずB&Bに引きこもったことで、だいぶ長旅の疲れを癒す癒やすことができました。
予想外の英語コミュニケーションは大変でしたが、振り返れば貴重な経験だったと感じています。

そして夏季限定の逆さオーロラ。
4日目はもっとすごいオーロラを目撃することになります!