3月の末ごろ、目黒川沿い(池尻大橋~目黒エリア)の桜並木を花見してきました。
ついでに元クラバーの(といってもギャルなどでは決してない)妻の要望で、対人恐怖症でありながら渋谷のクラブを初体験(汗)。
終電に間に合わないのは確実なので、ホテルに1泊しながらのプチ旅行となりました。

『とんちゃん』でサムギョプサルを実食

最初に向かったのは、サムギョプサル専門店『とんちゃん』(新宿本店)です。
以前に新大久保を散策したとき食べそこねていたので、今回の旅を機に行ってみました。

とんちゃん新宿本店には営業開始の午後5時くらいに到着したんですが、店内はガラガラ…。
本当に人気店なのか不安に思いながらも、名物のサムギョプサルを注文し待ちます。

すると3分後くらいに店員のお兄さんがやってきて、豚肉を鉄板(厳密には石焼きプレート)の上へ並べ調理してくれました。
目の前で焼き上がっていくお肉は見るからにとてもジューシーです。

とんちゃん(新宿本店)のサムギョプサルその1
煙も食欲をそそる

そして店員さんからOKをもらったら、付け合わせのサンチュにタレ付きネギとお肉を挟んでお口にIN!
アツアツのお肉、シャキシャキの野菜に焼き肉ダレがよく合います。
大きなサンチュの葉っぱでもぺろりと食べられるので意外とヘルシーです。

とんちゃん(新宿本店)のサムギョプサルその2
焼き上がったお肉を…
とんちゃん(新宿本店)のサムギョプサルその3
サンチュなどと一緒にいただく

韓国料理の定番・チヂミも食べてみましたが、個人的にはサムギョプサルよりも感動(笑)。
生地がカリカリになっていて、揚げチヂミに近い食感だったように思います。
やはりビールとの組み合わせは最高です!

とんちゃん(新宿本店)のチヂミ
いままで食べたなかで一番のチヂミ
(食べかけです苦笑)

お腹いっぱいになり店を出るころには、店内も結構にぎわっていました。
営業時間が翌日の朝5時までなので、これからが本番なのかもしれません。
ちなみにクレジットカード決済もできますよ。

「サクラ・フルール青山」に宿泊

次は宿泊先ホテル「サクラ・フルール青山」のある渋谷へ。
今回は朝食なしプランを選んでいたため、渋谷ヒカリエの『ル・パン・ドゥ・ジョエル・ロブション』でパンを買っておきました。

高級フランス料理店が出すパン専門店とのことで、どのパンも値段が高いです。
しかも店のスペースはかなり小さくて、売っているパンの種類は多くありません。
人気ナンバーワンのクロワッサンのほか、ショコラデニッシュ、レーズンパン、カレーパンを食べてみましたが、どれも味は普通です…。
クロワッサンの食感がとてもパリパリ・サクサクで独特だったくらいでしょうか(だから食べづらい苦笑)。

『ル・パン・ドゥ・ジョエル・ロブション』(渋谷ヒカリエ店)で購入したパン
高級なのは値段だけかも…。

さて『サクラ・フルール青山』は、渋谷駅東口から徒歩5分くらいの近場にあります。
センター街エリアにも近く、門限もない(ロビーのスタッフは24時間対応です)ので、渋谷周辺で夜遊びするのにも便利ですね。

『サクラ・フルール青山』の正面玄関
駅チカなのに宿泊料金は高くないのが◎

ただホテルの雰囲気は女子向けで、わたしのようなオッサンには少し恥ずかしいかもしれません(苦笑)。
部屋もロビーも西洋アンティーク調ですし、ベッド・ふとんやパジャマもかわいらしい見た目でした。
シャンプーなどのアメニティは普通のホテルと変わりなかったです。

渋谷『contact』でクラブ初体験

そんな「サクラ・フルール青山」で午後10時くらいまで仮眠をとり、いざクラブ『contact』へ。
渋谷駅前のスクランブル交差点を通り抜け道玄坂を歩いていくと、左手に「新大宗ビル道玄坂駐車場」があります。
妻によるとこの地下にcontactがあるらしく、地下階段の入口にスタッフらしきお兄さんふたりが立っていました。

こわそうな見た目の方たちでしたが、もちろんカツアゲか何かをされることはなかったです(笑)。
身分証を提示して審査OKの「C」マークを手にスタンプしてもらい、contactの入口受付へ。
すでにドアの外から重低音のクラブミュージックがガンガン響いてきます…!
そこで入場料を払ってドアを開けると…!!

渋谷のクラブ『contact』の雰囲気
クラブに初潜入(廊下の様子)

クラブ初体験のcontactはなかなかクールな空間でした。
暗い照明のフロアにはバーやいくつかのDJルームがあり、そこで各DJたちがそれぞれのプレイリストを披露。
生のDJブースでプレイしている様子はカッコ良かったです。
(DJプレイの様子は撮影禁止だったので写真はありません)

客層は予想していたよりも普通で、クラブが初めてかつ対人恐怖症のわたしでも気軽に溶け込めました。
むしろオタクっぽい見た目(チェックのネルシャツとジーパン)の人が何人かいたことに驚きです。
妻によればcontactは音箱(純粋に音楽を楽しみたい人が集まるクラブ)だそうで、出会い目的で集まるギャル男やギャルは少ないんだとか。

そのせいか客のノリはいまひとつかもしれません。
みなさん体を左右に動かしたりはしていましたが、テンションアゲアゲ~↑という雰囲気ではなかったです。
なのでわたしも変に遠慮してしまい後悔しています(苦笑)。
いっぽうオタク系の男性陣は周囲を気にせず自由に踊り狂っていて、逆にかっこよく見えました。

渋谷のクラブ『contact』のバー
バーの様子

この日の出演DJは日本人アーティストが中心で、知っているのは「tofubeats」だけです。
彼のプレイを途中まで見ていましたが、同じような曲の繰り返しであまりノレませんでした…(そのあと盛り上がったかもしれませんが)。

『contact』のイベント「MISSION」のタイムテーブル
当日の出演DJのタイムテーブル

翌日に花見があるため、午前1時すぎに退場(contactは再入場不可なのでご注意を)。
初めてのクラブは結構おもしろかったので、海外DJがプレイする日を狙ってまた行ってみたいです。

目黒川沿いの桜並木を花見

クラブ初体験を終えたあとホテルに戻り一泊し、翌日午前中から目黒川沿いを花見してきました。
渋谷駅から池尻大橋駅に向かい、駅出口の近くにある大橋から花見をスタート。
ここから目黒駅のほうまで約3キロくらいの距離をずっと桜並木が続いています。

目黒川・大橋からみた桜並木の風景
少し葉桜が見えるも桜と川のコラボがきれい

今年は桜の開花が早く、3月末には満開どころか桜が散りはじめていました。
ところどころ葉桜になっていたものの、まだ花見を楽しめるレベルだったのでひと安心です。
風に舞う花びらや、目黒川に浮かぶ花びらの水面は風情があります。
新宿御苑で見たような大きな桜の木々も良いですが、川を挟んで立ち並ぶ桜並木もきれいですね。

目黒川・ 万代橋からみた桜並木の風景
「じゅうたん」ほどではないが川面の桜も味わい深い
目黒川の桜(池尻大橋~中目黒エリア)
まだまだ見ごろの桜も多い
『目黒川桜まつり』のぼんぼりと桜並木
『目黒川桜まつり』のぼんぼりが並ぶ

目黒川周辺は人気の花見スポットなので、人出はかなり多かったです。
土曜日でも上流の大橋付近は人が少なかったですが、中目黒駅に近づくにつれ大混雑…。
視線恐怖症でもあるわたしには良いリハビリになったことでしょう(苦笑)。

目黒川・中の橋で桜お花見
人気スポット「中の橋」
目黒川の桜並木と風に舞う花びら
今年の花見の個人的ベストショット

途中、中目黒駅前の『炭火焼 MARU』で昼食をとり、そのあと代官山エリアを散策してきました。
そのあと恵比寿駅まで歩いてそこから目黒駅に移動し、ふたたび目黒川の花見を再開。
このあたりは下流で川幅が広く、川のきたなさが目立ったりオフィスビルが見えたりしてあまり情緒を感じません。
しかし川沿いの遊歩道は別格で、桜並木のトンネルは目黒川花見のベストスポットだと思います。

目黒川・太鼓橋からみた桜並木の風景
桜はきれいだけれど川はきたない(汗)
目黒川下流の遊歩道(桜並木のトンネル)
桜のトンネルをくぐっていく

そのまま五反田のほうまで目黒川沿いを散歩しましたが、桜の木は少なかったです。
五反田駅から自宅に帰り、2018年の花見は終了~。

『炭火焼 MARU』で親子丼を実食

話は戻って、ランチは中目黒駅ちかくの『炭火焼 MARU』で食べました。
こちらは開店前から人が並んでいたので、早めに行っておいて良かったです。

注文したのは、名物料理の「極み親子丼」とから揚げ。
親子丼は卵がとろとろでおいしい味つけでしたが、鶏肉は数個しか入っていないし量も多くありません。
から揚げのほうはとてもジューシーで味も申し分ないですが、やはり数が少なかったと感じます。
どちらも値段を考えるとやや不満が残りました…。

中目黒・MARUの「極み親子丼」
極み親子丼(と味噌汁・杏仁豆腐)
中目黒・MARUのから揚げ
から揚げ

また、店員の対応がちょっと微妙です。
愛想があまりなくて元気もないような方が一部いたせいか、ご飯がまずくなった気もします。
しかもその方が頻繁に咳払いをしていて、接客業としてのエチケットが必要だろうとやや不快にもなりました。

代官山エリアを散策

もうひとつの余談ですが、代官山エリアの散策は学生時代以来10年以上ぶりです。
昔とあまり雰囲気が変わっておらず、土曜日でも静かで落ち着いていて良い街だなと思います。
とはいえ妻に連れられるまま洋服屋や雑貨屋めぐりをしているうちに、だいぶ対人ストレスがたまったのは否めません(苦笑)。

そんななか「ログロード代官山」は初見でした。
新しいスポットのわりには人がほとんどいなくて、見た目にも心にもちょっとした都会のオアシスです。
オープンカフェがいくつかあるので、街歩きの休憩所としても便利でしょう。

ログロード代官山
閑散としていたログロード代官山

渋谷・代官山・中目黒エリアは学生時代によく訪れていましたが、クラブや目黒川の花見は未体験でした。
対人恐怖症はつらいものですが、せっかく東京に住んでいたのだからもう少し街遊びしておけば良かったなという後悔もないわけではありません(遠い目)。