クリスマスシーズンに入った11月の末ごろ、結婚記念日のお祝いとして夫婦で食事をしてきました。
結婚1周年そして初めての結婚記念日ということで、かの有名な『帝国ホテル東京』でのディナーバイキングです。
以前に食べたホテル日航成田のランチバイキングはおいしくなかったんですが、はたして帝国ホテル東京のブフェレストラン『インペリアルバイキング サール』のお味はいかに?
クリスマスムードの帝国ホテル東京
帝国ホテル東京には、最寄りの有楽町駅から徒歩で向かいます。
ディナーバイキング開始時刻の午後5時半まで余裕があったので、夜になりかけの銀座を街歩きしてみることに。
高級ブランド店が立ち並ぶ縁どおい世界ですが、クリスマスイルミネーションがあちこちで見られ綺麗でした。
そんな華やかな銀座を通り抜けると、見えてきました帝国ホテル。
「皇室御用達」という先入観があるせいか、やはり格調高いホテルに見えます(笑)。
正面玄関ちかくではクリスマスイルミネーションが飾られていました。
建物の内部も、もちろん歴史を感じさせるラグジュアリーな雰囲気です。
真新しさはないですが、気品のあるインテリアでした(トイレの雰囲気まで違う)。
ロビーにはクリスマスツリーやクリスマスフラワーが飾ってあって、こちらも素敵でした。
インペリアルバイキング サールでディナー
帝国ホテル東京の雰囲気をなんとなく味わいつつ、『インペリアルバイキング サール』のある17階(本館・最上階)へ。
入口そばのロビーにほかの客が何組かいて、みなさんスマートカジュアル(フォーマルとカジュアルの中間)な服装という感じです。
わたしたちもそんな暗黙のドレスコードを見越して、前もってユニクロと無印良品でそれっぽい服(チェスターコートなど)を新調してきました(笑)。
案内された席は、ちょうど国会議事堂周辺の夜景がみえる場所でなかなかロマンチックです。
テーブルの脇についたて(パーティション)のようなものがあったので、視線恐怖症もちとしては助かります。
そしていざバイキングの実食がスタート。
「インペリアルバイキング サール」は日本のバイキング発祥の地ということで、期待が高まります。
日航成田のランチバイキングとは違って、並んでいる料理がどれもおいしそうに見えました。
料理人が常駐していて、その場で取り分けてくれるのも雰囲気があって良かったです。
ただ実際に食べてみると、おいしいけれど期待を下回ったという感じ…(汗)。
生野菜はスーパーのカット野菜と同程度でしたし、肉料理・魚料理やスープもレトルト食品レベルというわけではありませんが、高級レストランの味ではなかったような気がします。
オードブル(前菜)系の料理については、元々わたしの苦手なもの(マリネなどの冷製メニュー)が多いのでノーコメントで…。
帝国ホテルのディナーバイキングの目玉であるローストビーフはさすがにおいしかったです。
これだけは夫婦ともども3回くらいお代わりしました。
1枚が大きくて食べごたえがありますが、ペロリとイケます。
もうひとつの人気メニューらしいビーフストロガノフは、お腹いっぱいで食べられませんでした(汗)。
料理の入った寸動鍋が客側から見えにくかったせいか、バイキング制限時間(120分)の最後のころまで存在に気づかず…。
近くに並べてあったパンがやたら固いなと思っていたんですが、たぶんビーフストロガノフ用のものでしょうね(苦笑)。
さて「お腹いっぱい」になってしまったのは、スイーツを食べすぎたのが原因です(汗)。
ふだん甘いものをあまり食べないためか、ショートケーキ・ショコラケーキ・ティラミス・モンブラン・フルーツタルトなどのどれもがおいしくて各々2つずつ食べてしまいました。
さらには、バイキングの途中でウェイターさんから結婚記念日のお祝いケーキも提供されるという(滝汗)。
残すのは申し訳ない気がして無理やり完食しましたよ(苦笑)。
ちなみに記念写真撮影のサービスもあり、夫婦ふたりの記念写真をプレゼントしてくれました。
帝国ホテル東京のディナーバイキングは普通においしいですが、高級ホテルのイメージからすると期待はずれの味かもしれません。
料金(大人ひとり8000円くらい)をふまえるとコスパは悪いでしょう。
しかしレストランやホテルの雰囲気・接客は良いので、結婚記念日などのお祝いにはおすすめだと思います。
普段の生活とはちょっと違う体験ができますよ。
ディナーの帰りは、帝国ホテル東京から東京駅まで丸の内仲通りをゆっくり歩きました。
街路樹のイルミネーションはほどよい明るさで人通りは多すぎず、大人の街・丸の内という感じです。