先日10年ぶり(苦笑)に受けた市の健康診断の結果が返ってきたんですが、高血圧と腎機能低下(腎臓病の恐れ)が判明…。
保健師として働いている彼女にも健診結果をみてもらったところ、「とりあえず塩分制限から始めなきゃ!」と指導されました(汗)。

しかし現在はひとり暮らし中なので彼女に減塩食を作ってもらうわけにもいきません。
自分で作ろうにも料理は苦手ですし、仕事が忙しく調理時間も満足にとれない事情もあります(いつも冷凍食品やコンビニ惣菜を食べてます)。
そこで減塩食の豊富な宅食(食事宅配)サービスを試食してみることにしました。

今回レビューするのは、以下の5つの宅食サービスです。
いずれも塩分制限2g(2グラム)以下の減塩メニューが用意されています(これより少ない塩分量の宅食サービスはいまのところありません)。
ご飯はいつも発芽玄米を炊いているので、白米ご飯の付かない「おかずコース」を試食しました。

ちなみに上記5つのなかで、個人的ランキング1位輝いたのは『ニチレイフーズダイレクト』です!
以下、おすすめ度の高い順に並べています。

ニチレイフーズダイレクト

ニチレイフーズダイレクトの塩分制限食「かつの卵とじ」

ニチレイフーズダイレクト(「塩分を控えたい方向け」コース)iconは、一番おすすめの減塩宅食です。
冷凍食品で有名な『ニチレイフーズ』の宅食サービスであるだけに、試食してみて「さすがの品質」と感じました。

まず味がおいしいです。
塩分制限がされているのに薄味ではなく、ご飯がよく進みます。

メニューは主菜1つ・副菜4~5つの構成で、和風・洋風・中華といった感じで統一感があって好きです。
一品一品のクオリティも高く、食材に新鮮さがあるので食感も楽しめます。
料理全体の彩りも良い気がしました。

1食あたり合計200~300キロカロリーでボリュームがやや少ないですが、高品質なぶん満足度は高いです。
毎日1食ずつ冷凍庫から姿が消えていくことにさびしさを感じましたよ(笑)。

味だけでなく調理時の配慮もなかなかのレベル。
商品パッケージにメニューの品名が具体的に書いてあるので、献立選びがスムーズです。

また容器に高さがあるので、開封時に汁がこぼれる心配もありません。
容器そのものの材質はやわらかく、ゴミがたまりにくい工夫もされています。

ただ、値段が高いですね。
7食コースで5500円ほどで、1食あたり800円ちかくします(送料は無料)。
Amazonアカウントで手軽に買えるのは便利でしたが。

おまかせ健康三彩

おまかせ健康三彩の塩分コントロールコース「鮭のちゃんちゃん焼き」

おまかせ健康三彩(「塩分コントロールコース」)は、二番目におすすめの減塩宅食サービスです。
『トオカツフーズ』というコンビニ食品メーカーがたずさわっています。

だからでしょうか、試食してみた味はわたし好みです。
コンビニ飯と同じくらいおいしく頂けます。
塩分が制限されているとは思えません。

メニューは主菜ひとつ・副菜ふたつの構成で、肉・魚と野菜のバランスがちょうど良いです。
こちらも1食あたり200~300カロリーとボリュームは少なくなっていますが、おいしいので食後の満足感はあります。

いっぽう調理が面倒なのは短所です。
メニューの一品一品にフィルム包装がされていて毎回はがすのに手こずりましたし、レンチン時間が平均7分くらいと長くなっています。
湯せん調理に対応していたり、トレイにミシン目が付いていて一品ずつ温められるのは長所だと思うんですが。

また、メニューの種類は他社のサービスより少ない気がします。
わたしが利用した「塩分コントロールコース」では合計14種類のメニューしかないので、そのうち飽きてしまうでしょう。
もしかすると季節によってメニューの内容を変えているのかもしれませんが、公式サイトには説明が見当たりませんでした。

そのほか、送料が有料なのも要注意です。
定期購入だと送料無料になりますが、前述のとおりメニューが少なく飽きやすいので判断に迷いますね。

食宅便

食宅便の塩分ケア「豚しゃぶ弁当」

ここからは、とくにおすすめというわけではない宅食サービスの紹介になります。
食卓便(「塩分ケア」シリーズ)については「可もなく不可もなく…」という感想です。

食卓便は『日清医療食品』という企業が運営しているんですが、有名な日清グループの会社ではありません
わたしはつい日清ブランドに魅力を感じて注文しましたが、まったくの勘違いでした。

食卓便の良い点は価格の安さです(しかも送料無料)。
1食あたり600円ちょっとで、ほかの宅食サービスの平均価格帯(700円台)より安い値段といえます。

ただそのせいかボリュームが少なく、1食200キロカロリー前後。
男性のわたしには結構ものたりない印象でした。
かなり薄味で、食べていてテンションが下がってしまいましたし…。

また容器の底が浅く、レンジでチンをして商品パッケージを開ける際などに汁がこぼれやすいです。
ちょっと固い材質で出来ている容器なので、ゴミがたまりやすくて厄介でした。

コープデリ(デイリーコープ)

コープデリ(デイリーコープ)のエネルギー塩分調整食「赤魚の粕漬け焼き」ほか

コープデリは、東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野エリアの生協が運営する食品宅配サービスです。
少しややこしいんですが、コープデリには「ウィークリーコープ」(週1宅配コース)と「デイリーコープ」(毎日宅配コース)があり、減塩宅食サービスは「デイリーコープ」のほうで取り扱われています。
デイリーコープで注文をする際に「エネルギー塩分調整食」のメニューを選べばOKです。

さて実際に食べてみましたが、味はおいしくもまずくもありません。
塩分制限されているのがわかる味つけで、ご飯はあまり進みませんでした。
1食分は200~250キロカロリーと少なく、価格の高さ(税込み750円ほど)をふまえるとコスパが悪すぎます。

容器のデザインは地味で暗く、食事が楽しめなかったです。
パッケージの表紙にメニュー(主菜・副菜)の品名が書いてあるのは助かりますが、それがなければ何を食べているのかわからない見た目の料理が結構ありました。

メニューの種類は豊富で、肉より魚が主菜となっているものが多いように思います。
食べたいメニューだけを選んだり、お届け曜日を自由に変えたりできるのは便利です。

塩分制限食ではありませんがサイドメニューも充実しており、おにぎり、サンドイッチ、パスタ、冷凍食品、冷凍弁当、牛乳、卵パック、野菜、果物なども買えます。
食品宅配の大手である生協ならではの強みといえるでしょう。

ただ、そのいっぽうで生協の組織体制が古いせいか(?)、サービス利用開始の手続きがとても面倒でした。
まずコープデリの加入手続きをして、そのあとデイリーコープの利用手続きをする必要があります。
しかもどちらの手続きも必ず対面(営業マンが家に訪問する形)で行わなければなりません。

わたしの場合、コープデリに資料請求をしてから塩分制限食が初めて配達されるまで3週間くらいかかりました。
(ほかの宅食サービスならネットですべて手続きが完了して、そのあと1週間以内には食事が届きます。)

ウェルネスダイニング

ウェルネスダイニングの塩分制限宅配食「豚肉の炒め物」

宅食サービスについてネットで調べていると、いろいろなランキングサイトで1位になっているウェルネスダイニング。
しかし「塩分制限(2g以下)気配り宅配食」というコースについては、正直ランキング1位になるほどではないと思います。

減塩食という点を差し引いても味はおいしくないです。
良くいえば素朴な味で、高齢者の方には合うかもしれません。
全体的に食感がなく、びちゃびちゃした歯ごたえ…。

メニューの内容は和食が中心という印象で、肉よりも野菜・魚が多いです。
1食あたり250~300キロカロリーらしいんですが、そこまでのボリュームはない気がします。

どんな食事が届けられるのかは、実際に宅配されるまでわかりません。
主菜は1食ごとに違いますが、副菜が重複していることが多いのはガッカリでした。

容器は工夫されていて、何の手間も加えず冷凍庫からそのままレンジで温められます。
液もれの心配もないですし、小さい容器なのでゴミもたまりにくかったです。
配達時のダンボールが小さいのも助かりました。

送料については、定期購入でも有料です…。
しかも配達日の指定ができません(希望は出せますが注文のたびに行わなければならず面倒)。

以上、5つの減塩宅食サービスを試食レビューしてみました。
一番おすすめなのはニチレイフーズダイレクト(「塩分を控えたい方向け」コース)icon、次点がおまかせ健康三彩(「塩分コントロールコース」)です。
機会があればまたリピート注文しようと思っています。