先日、不覚にも階段から転落し頭や顔にケガをしてしまいました。
そのせいで予定していた海外旅行には行けなくなり、とても後悔しています…。
しかも30代の「いい大人」が不注意で転倒するなんて、二重の意味でショックです。

起床時に足を踏み外して転落

急で危険な家の階段

階段から落ちたのは旅行2週間前の朝でした。
寝不足気味だったんですが、妻の朝食と弁当を用意するため寝坊するわけにもいかず無理やり起床。

それがいけなかったのか花粉症で頭がボーッとしていたせいなのでしょうか、寝室を出てすぐの階段で足を踏み外してしまったのです。
そのまま10段以上の階段を前かがみの危険な姿勢で転げ落ち、1階でうつ伏せに倒れこみました。
意識不明にはならずに済んだものの、足のすねや足首には大きなすり傷、右腕には大きなあざが出来、右肩のあたりが痛い…。

しかしもっと大変な事故が起きていました。
大きな物音を聞いて眠りから飛び起きた妻が急いでわたしの元に向かって様子を見てみると、頭頂部が割れて出血していたのです…。
さらに顔の額のこめかみ近くには紫色に大きくはれ上がったたんこぶ出来ていて、額が四角形に変形…。

保健師として働き看護師免許も持っている妻は、そんな容態をみてすぐさま近隣の救急外来に電話してくれました。
医療素人のわたしは事故直後「意識はハッキリしているし自分でなんとか対処できる」と思っていましたが、いま振り返れば絶対にそんなことはなく(苦笑)。
専門家の妻のとっさの判断に感謝しています。

病院の救急外来で応急処置を受ける

救急外来には救急車ではなく自家用車で行きました。
妻の運転する車の後部座席で横になり、血だらけの頭をタオルで抑えながら向かいます…。

救急外来の受付に到着すると5分くらいで応急処置室に案内されました。
担当の若い医師にケガの状態をみてもらい、いったんCT検査へ。
脳には異常がないとの結果だったのでひと安心です。

そのあと頭頂部の割れ目の手当てを行ってもらい、7針ぬうことになりました。
ホッチキスのようなものでバチンバチンとやられましたが、意外と痛くなかったです。

顔のたんこぶや足・腕に出来たほかの傷についてはまさかの処置なし。
右肩の痛みは骨折ではなく打撲か筋肉痛だそうで、「しばらく安静にしていれば大丈夫」とだけ。
骨に異常がなかったのは良かったものの、痛いのは痛いんですけどね…。

重大でない外傷は自力で処置してくださいというのが、救急外来のスタンスなのでしょうか。
たしかにわたしよりもっと容態の悪そうなケガ人・重病患者が次々と運び込まれていた場所なので仕方ない気もしますが、もう少しケアしてほしかった…。

ちなみに応急処置が終わった際に「2週間後の海外旅行へ行ってもいいですか」と聞いたんですが、明確な回答は得られず。
そのときの様子を診てみないとなんともいえない、とのことでした。

心身ともに不安定のため海外旅行を断念

救急外来をあとにし、その翌日に同じ病院の脳神経外科へ。
専門医からあらためて「脳に異常はない」との診断を頂き、1週間後の抜糸までしばらく家で静養の日々が続きます。
そのあいだは、たんこぶの腫れが目のあたりに落ちてパンダみたいな目になっていました(苦笑)。

しかし実際のところは笑っていられず、こんな状態で海外へ旅行できるのか不安でたまらなかったです。
しかも階段落下時に脳しんとうも起こっていたせいか、その後遺症のような情緒不安定にも襲われました。
わたしは長年対人恐怖症(視線恐怖症咳・咳払い恐怖症など)をわずらっていますが、その症状が悪化してしまったのです。

人が多い総合病院に合計3回ほど通院して、いつもより余計に対人恐怖が強まりました。
他人の視線や咳・咳払いがいつにも増して気になるばかりか、家にいてもそのころちょうど風邪を引いていた妻の咳払いにまで異常に敏感になってしまいます。
(花粉症のアレルギー反応によってうつ症状が強まったせいもあるかもしれません。)

こんな精神状態で海外旅行なんてできるんだろうか…。
あれだけ入念に計画していた旅行のことがどうでもよくなってしまったり、「こんな自分は迷惑かけるだけ」と妻に離婚を切り出したりもしました。
とてもメンタルが疲弊していて、妻からみて海外旅行に行けるような様子ではなかったそうです。

また、ネットで調べてみただけですが、激しい脳しんとうを起こした場合は数カ月後に脳内異常が生じる場合もあると聞きます。
飛行機移動中の気圧の変化が原因となって脳内に悪影響をおよぼしたりしないかも心配でした。

だからといって病院の医師たちに聞いてみれば「海外旅行に行けるかどうかはわかりません」としか答えてくれなかったです。
そのため自分(と妻)の判断で、妊活前の最後の海外旅行を泣く泣く断念することになりました。

キャンセル料は痛すぎますが、階段からの転落で全身不随や死亡なんてことにならなかっただけでも幸運だったと考えるようにしています。
それに保険適用外の海外で病状が悪化し入院でもしてしまったらもっと高額な出費になっていたかもしれませんしね。

旅行直前に階段事故を起こし、高齢者や子どもでもない大人にしては注意力が散漫だったと猛省しています。
在宅の自営業という自分のペースで働ける仕事をしているいせいで緊張感が無くなってしまったのでしょう。
妻いわく、社会人は急に休むといろいろな人に迷惑をかけることになるから体調管理には気をつけて生活するのだそうです。

いくら情緒が不安定になったからとはいえ計画を台無しにしてしまう自暴自棄さにも嫌気が差します。
妻には無理を言って旅行のためのスケジュール調整をしてもらったにもかかわらず…。
いいかげん「子供おじさん」から脱さないといけません。