3カ月くらい前の自治体健診で腎機能低下(クレアチニン値の上昇)を知ったんですが、なにかの間違いではと思い(苦笑)、念のため自宅でも腎臓検査をしてみました。
デメカル(DEMECAL)の血液検査キットを利用したので、その簡単なレビューなどを書いてみます。
デメカル血液検査キットのレビュー
ほかの医療メーカーと同じく、デメカルでも腎臓検査専用の血液検査キットは販売されていません。
そのため「メタボリックシンドローム&生活習慣病セルフチェック」というキットを利用してみることにしました。
このキットでは腎機能(クレアチニン値、尿素窒素)のチェックができます。
キットは注文して5日後くらいに届きました。
中身はいろいろあって、不器用なわたしでも正しく使えるのか少し不安でした。
案の定「ランセット」という、採血のため指先に小さな傷をつけるための道具に四苦八苦。
1回めは失敗してしまい、2回めでなんとか採血できました。
ランセットを指先の腹に押し当て傷をつけ、出来た血豆を吸引器で採血するんですが、なかなかコツがいるのです。
指先の傷口から血を吹き出させるイメージで思いきり押し出さないとうまく採血できません。
しかもランセットが結構いたいんですよ…。
2回めにランセットを使うとき、意地でも採血を成功させようと思いました(苦笑)。
ランセット以外の道具の使い方は簡単です。
説明書はカラーでわかりやすいので、採血の手順そのものは迷わないでしょう。
腎臓(腎機能)検査の結果は・・・
採血済みのボトル(小さなガラス瓶)を郵送後、1週間くらいで腎臓検査の結果がわかりました。
郵送で通知書が送付されるほか、インターネットでも検査結果をチェックできます。
残念なことに腎機能は引き続き低下していました。
クレアチニン値は「1.1」でギリギリ正常値(0.6~1.1)の範囲内ですが、クレアチニン値をもとにeGFRを計算してみると「63.5」で前回の健診のとき(「65.5」)より下がる結果に…。
いっぽう尿素窒素の値は「15.2」で、正常値(8.0~22.0)の範囲に余裕でおさまりました。
3カ月のあいだにクレアチニン値が2も低下しているのは衝撃です(汗)。
このペースでいくと来年じゅうにはeGFRが60未満となり、本格的な慢性腎臓病(CKD)になってしまうかも…。
ちなみに今回利用した血液検査キットではメタボチェックもしてくれましたが、結果は良好でした。
メタボの危険性はほとんどなく、糖質制限に少し気をつけましょうという感じです。
自治体の健診は年に1回しか受けるチャンスがありませんので、いつでも使える血液検査キットはとても便利だと思います。
あらためて自宅で腎臓検査をしてみて、継続的な腎機能低下が早期発見できました。
近いうちに腎臓内科へ行かなくては。
[追記(2017年1月)]
行ってきました(詳細は「30代で慢性腎臓病(CKD)と診断された件」という記事にて)