以前、対人恐怖症のまま人生初の海外旅行に行き疲れ果てたわたしですが、またしてもソウル旅行をすることになりました。
今回は交際中の彼女(現在は妻)の退職祝いだったため、断るわけにはいかなかったのです…。
2回めのソウル体験は、正直なところ1回めほど新鮮なものではありません。
旅行前に彼女といざこざがあったせいで(汗)観光した場所も少なく微妙だったんですが、とりあえず感想を残しておきます。
全日程で3泊4日のスケジュールです。
- 2回めのソウル旅行記(初日):出国~梨泰院(ホテルで留守番)
- 2回めのソウル旅行記(2日目):サムゲタン+プルコギ
- 2回めのソウル旅行記(3日目):ヘムルカルグクス+北村韓屋村+タッカルビ
- 2回めのソウル旅行記(最終日):東大門デザインプラザ~帰国
とくに思い出に残った見どころも少なく、プルコギと北村韓屋村くらいでした。
1回めの体験記でも書いたとおり対人恐怖症にとって街歩きメインの旅行はあまり楽しくないですし、2回めにしてもうソウル観光に飽きた気もします。
なお記事の執筆時点から2年くらい前の話ですので、情報が間違っているものがあるかもしれません(汗)。
また、あいかわらず写真が少ないです…。
4月のソウルの天気
今回ソウルに旅行した時期は4月上旬ごろで、季節は日本と同じく春にあたります。
最高気温は15度前後で過ごしやすいですが、最低気温は5度前後なので朝や夜は寒かったです。
とはいえジップパーカー、カットソー、チノパンといった服装でもなんとかなりました。
春といえば天気が不安定な印象もありますが、ソウルの春は日本とくらべて安定している気がします。
旅行中に雨の降った日が一度もなかったのは、湿度が低くて乾燥しているからでしょうね。
すがすがしい晴れ空の下、新緑の木々をみたり春の陽気を感じながら散歩するのはなかなか快適でしたよ。
4月のソウルの雰囲気
そうした気持ちの良い季節になったからか、冬のソウルより街を歩いている人が多かったように思います。
最大の繁華街・明洞(ミョンドン)はあいかわらず大混雑ですが、ほかのエリア(仁寺洞(インサドン)や東大門(トンデムン)など)でも人出が増えていると感じました。
韓国人の方たちもやっぱり冬は外出がおっくうになるんでしょうか。
さて急に話は下ネタになりますが(苦笑)、トイレは依然として紙を流せないものが主流でした。
1回めの旅行から2年くらい経っていたので多少は状況が改善しているかと思ったんですけどね…。
便器ちかくのゴミ箱に他人が使ったトイレットペーパーが入っているのをみるたび、かなりテンションが下がります…。
ソウルの街の雰囲気も2回めにしてもう慣れました。
ハングル文字の看板や標識にも違和感を抱かなくなりましたし、通行人の顔立ちは日本人と似ていますので異国情緒はあまり感じません。
旅行特有の興奮やワクワク感がほとんどなく、ソウルという街に飽きてきた感じもあります(ぶっちゃけると「つまらない」…) 。
2回めのソウル旅行にかかった費用
3泊4日のソウル旅行の費用は、大人ふたり分で総額6万円くらいです。
1回めの旅費(5万円ちょっと)とあまり変わらない金額におさえられました。
3日間ないし4日間のソウル旅行に必要なお金は、5万円~6万円が相場なのかもしれません。
内訳はツアー代(航空券・ホテルなどの料金)が4万円、食費が1万5千円、交通費・コンビニ代などの雑費が5千円くらい。
ショッピングをしなかったのが旅費を大きく節約できた要因です。
もちろん平日出発・平日帰還のツアーなので土日のプランより安くすみましたが、そこまで大きな差はないかと思います。
また航空券(飛行機代)についても、今回はLCC(格安航空会社)ではなかったもののエコノミークラスなので値段はたいして変わらなかったです。
移動時間が少し短くなる(LCCだと3時間ちかくかかるが2時間半ですむ)点と機内食が付く点をふまえれば、逆にお得かもしれません。
ちなみに今回も『HIS』のツアーを利用しました(「ツアー」とはいえ添乗員なしの個人旅行プランです)。
所持金についても1回めのときと考え方は変わっていません。
現地での所持金 / 旅行で必要なものリスト
気になる方は、1回めのソウル旅行の記事(「ソウル現地での所持金」、「ソウル旅行で必要なものリスト」の箇所)をご参考ください。
所持金は1回めのとき(約1万円)と同額です。
食事や交通費のみで、おみやげを買わなければ足ります。
持ち物リストについては今回は春なので洋服は少なめですみますし、防寒対策も必要ありません。
スーツケース(旅行用カバン)がパンパンになることはないかと思います。
実際わたしたちは、小型サイズのスーツケースで不自由なく旅行できましたよ。
2回めのソウル体験は1回めとくらべて微妙だったと感じます。
訪れた観光スポットは少ないですし、ソウルの雰囲気に飽きてしまって旅行のワクワク感がありませんでした。
正直もうソウルはつまらないです…。
もしまた彼女と韓国のほうへ旅行することになるなら、ソウル以外の都市(釜山(プサン)、大邸(テグ)、大田(テジョン)など)をお願いしようと思います。
というより数年前にパスポートを取得してから韓国しか行っていないので、どうせ海外旅行をするなら別な国を旅してみたいです。
[追記(2016年12月)]
ハネムーンでハワイに行ってきました。
余談ですが、実はソウル旅行の数週間前に彼女といざこざがありまして…。
なにが原因でそうなったのかは忘れたんですが、ある日の彼女との電話中「勝手にしろ!」と怒られました。
それでわたしも頭にきて「じゃあ好きにさせてもらいます。ソウル旅行は行きません」と大人げない対応をしてしまったのです。
そのケンカ以来、旅行の4日前までわたしは毎日彼女からの電話を無視し続け、このままドタキャンしてやろうと思っていました。
もともと対人恐怖症者にとって海外旅行はしんどいものだし、「これで彼女もわたしにこりて新しい彼氏をみつければいい、それがお互いのため」とも考えていたのです。
しかし旅行の3日前に彼女から電話がなかったのをきっかけに、彼女を失う不安感が強まりました。
こんな感じで彼女と別れていいのか、このまま会えなくなっていいのかという気持ちも湧きあがってきたのです。
今回のソウル旅行は彼女の退職祝いなので、「ドタキャンしたら本当にダメ人間だよな」という考えも当然あります。
結局、旅行の2日前にわたしは彼女に連絡をとりました。
最初は「もういいです」と突き放されたもののなんとか和解…。
ふたりで退職旅行ができてひと安心できた自分がいました。
彼女にも多少の罪悪感があったらしく、「旅行中(対人恐怖症で)疲れたらホテルで休んでていいよ」と配慮をしてくれたのでありがたかったです。
観光した場所が少ないのはそのためでもあります(ソウルに飽きていたのも事実ですが)。
彼女は弘大(ホンデ)などのエリアをひとりで散策していたようです。