2回めのソウル旅行は最終日に入り、4日間の長い旅も終わりです。
東大門(トンデムン)地区にある『東大門デザインプラザ』などを散策し、帰国の途につきました。
東大門デザインプラザとその周辺を散策
最終日とはいえ飛行機の出発時間が午後3時ごろだったので、この日はちょっと遅くに起床。
前日に買ったマフィンを軽くたしなみ、ブランチを食べに東大門市場へ向かいます(そんなおしゃれなものではないんですが笑) 。
東大門市場といえば、1回めのソウル旅行のときにタッカンマリを食べた場所です。
彼女の熱い希望により、またしても同じ店(『東大門明洞タッカンマリ』)へ行くことになりました。
ソウルグルメにくわしい彼女がリピーターになるほどの店ですが、個人的にはそこまでの味ではない気がします(苦笑)。
滞在していた『I.T.W. Hotel』をチェックアウトし、地下鉄に乗るため梨泰院(イテウォン)駅へ。
道の途中、交番の前で人が血を流して倒れていました…(汗)。
初日に梨泰院に着いたときから犯罪のニオイを感じていましたが、やはり危ない地域なのかもしれません。
梨泰院駅から東大門駅に到着し、外に出ると見慣れた景色が広がっていました。
あいかわらず東大門市場は人ごみだらけで活気がハンパないです。
いっぽうでわたしのメンタルは対人恐怖症的なストレスで早くも限界ちかくに…(そもそもキャリーケースをズルズル運びながらの移動も大変)。
食事のあと彼女は『ドゥータモール』(東大門の人気ファッションビル)に行くつもりだったようですが、わたしが駄々をこねたらあきらめてしまいました。
旅行のパートナーとして申し訳ない気分ですが、「助かった」という気持ちも正直あります(汗)。
ドゥータモール手前の広場で屋台が出ていたので、トッコチ(餅が串刺しになっている食べ物)をつまみながらベンチでひと休み。
トッコチは甘辛くてトッポギみたいな食感で、個人的にはあまりおいしくなかったです。
休憩後は東大門デザインプラザ(略称:DDP)に行ってみました。
東大門のランドマーク的な存在で、銀色のどでかい曲線状の建物がひときわ目を引きます。
トッコチを食べながら「あれはいったいなんなんだろ?」と気になっていたんですよ。
東大門デザインプラザに入ってみると、そこは現代アートな空間。
メインの銀色の建物を外側から見ながら歩くだけでも楽しめました。
建物の屋上には芝生の公園があり、周辺の高層ビル群との不思議なコントラストを味わえます。
デザインプラザの内部には、オブジェや陶磁器などの芸術作品があちこちに展示されていました。
芸術に関心がないわたしでも飽きずに観賞できましたよ(苦笑)。
東大門でほかにみたい観光スポットが思いつかなかったので、数時間はここで暇をつぶしていた気がします。
KTXで仁川空港に戻り帰国
東大門デザインプラザをゆっくり観光し、残すは帰国のみです。
地下鉄でソウル駅まで行き、KTX(韓国高速鉄道)で仁川国際空港駅に向かいました。
KTXの車窓から景色をみようとしましたが、スモッグが発生していたのか視界があまりよくありません。
黄砂なのかそれともPM2.5なのか、どちらにしても中国の影響だと思います(苦笑)。
ちなみに初めてのソウル旅行のとき(季節は冬)ではこうした濃霧は一切みませんでしたので、春になると起こる現象なんでしょうかね。
空港についたらひたすらフードコートで暇つぶしです。
ふたりとも疲れていたので今回は免税店での買い物はしていません。
ホットドッグをどこかの店で買ったんですが、店員がオーダーをとったことを忘れていてかなり困らされました…。
しかもフライトの時間が予定より1時間ちかく遅れるという…。
強風の影響だったと記憶していますが、機内に着席してもなかなか出発してくれないので疲れがさらにたまりました。
早く日本というか自宅に帰って引きこもりたい…(汗)。
帰りも『アシアナ航空』で、 フライト中は機内食が出ました。
きのこのあんかけご飯が主菜で、それにパン、ハムサラダ、蒸しケーキが付いたセットです。
移動時間が長くない(2時間半)わりに機内食ががしっかり出るのは助かります。
そして午後6時ごろ成田空港に無事、帰還。
旅行前から彼女に迷惑をかけてばかりの旅となってしまいました。
はたして彼女の退職祝いになったのかどうか、はなはだ疑問です(汗)。
かくいうわたし自身も今回のソウル旅行は満喫できなかったように思います。
2回めにしてもうソウルの街の雰囲気に飽きてしまいました。
最終日なのに、訪れた観光スポットは東大門デザインプラザの一箇所だけですからね…。
やる気がなさすぎます(苦笑)。