世界的な人気作ということで前々から気になっていたんですが、最近ようやく『ウォーキング・デッド』(The Walking Dead)シリーズを視聴し始めました。
Amazonプライム・ビデオで過去シリーズが配信されているので、それらを少しずつ消化中です(Amazonプライム会員を体験すれば無料で見られます)。

そこで、以前のわたしのようにウォーキング・デッドを見るべきかどうか迷っている方に向けて、同作品の魅力などをまとめてみました。
おもしろい点と、つまらない点に分けてご紹介します。

ウォーキング・デッドのおもしろい点

ウォーキング・デッドの魅力ともいえる、「おもしろい点」について。
全部で4つあります。

ただのゾンビ物じゃない

「ウォーキング・デッド」と聞いてゾンビとのバトル物(戦う系)を思い浮かべるかもしれませんが、それだけではないのが最大の魅力です。
ヒューマンドラマ的な要素も多く、家族愛、友情、そして人間の在り方や生き方について考えさせられます。
ゾンビ物に興味がないわたしでも十分に楽しめていますよ。

それもそのはず、ウォーキング・デッドの監督は名作『ショーシャンクの空に』の監督もつとめた方なんですね。
あの映画も人間性について細かく描写された作品で、いまもわたしのナンバーワン映画です。
まぁウォーキング・デッドは別の作者のアメコミが原作なので、「ショーシャンク~」ほどの感動はないかもですが。

スリルあふれるサスペンス

ゾンビのものまねをする子ども

もちろんウォーキング・デッドにはゾンビドラマらしく、たくさんのスリルがあります。
いつゾンビが現れるかという恐怖、そして仲間(だと思っていた相手)に殺されるかもしれないという一抹(いちまつ)の不安。
ハラハラ・ドキドキの展開が止まりません。

しかしただスリルを感じさせるだけでなく、真相を究明していくサスペンス的な部分もあるのがおもしろいです。
ゾンビはなぜ発生したのか?
あの仲間は誰に殺されたのか?
この人は本当に味方なのか?
…などなど、続きが気になる仕掛けが多く盛り込まれています。

登場人物が魅力的

作品の登場人物に魅力があると、そのおもしろさが増しますよね。
ウォーキング・デッドも物語が進むにつれ、各キャラクターの味が出てきます。
最初は「リック(主人公)かっこいい」くらいの印象でしたが(苦笑)。

とくに好きなのは、「ダリル」と「グレン」という登場人物(ちょっとネタバレありなのでスルーしても結構です)。
ダリルは一見コワモテなんですが、ツンデレな性格もあるのが魅力的。
グレンは香川真司似の韓国人で、だんだん男として一人前になっていく様が興味深いです。

映像・演出がすごい

やはりアメリカのドラマだけあって、映像技術や演出のレベルが日本のそれと違います。
高速道路やビル街のCG、戦争さながらのバトルシーン、爆発シーンなどは一見の価値ありです。
ものすごい数のゾンビがさまよい歩いている様子も「お金かかってるんだろうな~」という感じ。

そして主役(違うか笑)のゾンビたちが超リアルです。
ゾンビ自身の特殊メイクはもちろん、そいつらが食べている人肉もまたグロいほどリアル…。
地上波のテレビでは放送できないクオリティですし、保護者などから批判が出るのもうなずけます(汗)。

ウォーキング・デッドのつまらない点

お次はウォーキング・デッドの人気を左右しかねない、つまらない点について(ネタバレがあります)。
全部で3つです。

物語の核心にせまらない

長きにわたってシリーズ化されていますが、物語の核心になかなかせまってくれません。
ゾンビだらけの世界になった原因が見えてこず、主人公たちも生きるのに必死でそれどころではないという感じです。

シリーズを重ねるにつれゾンビVS人間というよりは人間VS人間という構図になっており、ストーリーの軸がズレてきている気もします。
監督が「一番怖いのは人間」ということを描きたいのだとしたら別ですけどね。

主人公補正

どんなピンチに立たされても主人公は死にません。
この主人公補正が、作品のスリルをやや損なっています。

わたしのような小心者には安心して見ていられるともいえるんですが(笑)。
原作の漫画は少年向けのようですので、絶対的なヒーローがいるのも納得ではあります。

マンネリ気味

シーズン物の宿命でしょうか、シーズンを重ねるにつれマンネリ感が強いです。
いつもだいたい以下のような流れになっています。

ゾンビから逃げる

安住の地をみつける

人間どうしで揉める

安住の地に居られなくなる

別の居住地を探す

ゾンビが現れる

うーん…。
そろそろ別のスパイスが欲しいところです。

ウォーキング・デッド』はゾンビ映画が好きでなくても楽しめる作品といえるでしょう。
つまらない点もありますが、シリーズ物の宿命という部分もありますし。

見るべきか迷うなら、最初の15分だけ視聴してみてください。
(きっとウォーキング・デッドの世界観にグイグイ引き込まれるはず!)

ただ、心臓の弱い方は見ないほうがいいです。
グロい描写や暴力的なシーンがチラホラあるので、おそらく視聴して後悔するかと…。

なお最新シーズンについては、Amazonの場合レンタル形式となっています(毎週木曜日配信で1週間レンタル可能)。
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