わたしは仕事中や散歩中などにゲーム音楽を聞いたりするんですが、なかでもドラクエ(ドラゴンクエスト)のBGMは何度もリピート再生しています。
何万回も聞いても飽きない、そして作業がはかどるのがドラクエBGMのすごいところです。
そこで当記事では、そうした名曲・神曲の数々を15個ほどランキング形式でまとめてみました。
(本当は10個まで厳選したかったんですが、ドラクエは名BGMが多すぎて無理でした汗)
わたしはファミコン・スーファミ世代なので、すべて「ロトシリーズ」(ドラクエ1・2・3)と「天空シリーズ」(ドラクエ4・5・6)から曲を選んでいます。
また、あくまでも個人的なランキングです。
それぞれの曲名(『』でくくったタイトル部分)のリンク先がYouTubeの検索結果となっているので、ぜひ(もう一度)聞いてみてください。
ゲームのオリジナル音源も良いですが、オーケストラ演奏も結構おすすめです。
1位:『死の塔』
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のダンジョンBGMです。
タイトルどおり塔で流れる音楽で、いままでプレイした全RPGのなかでも屈指の神曲だと感じます。
ゲーム音源のほうはホラー感が強めなんですが、オーケストラ版は大変すばらしいです。
メインメロディーのオーボエの音色が心地よく、眠くなるほどリラックスさせてくれます。
途中で少しだけ転調するのも味わい深く、哀愁のなかに光明がわずかに差す…というイメージ。
こうした悲しい曲を好むのは、わたしが心の病気を持っているからかもしれません(苦笑)。
「死の塔」を名曲と評価する方は多いですが、ランキング1位にあげる人は少ないのでは…?
2位:『地平の彼方へ』
こちらもドラクエ5のBGMになります。
フィールドを移動中に流れている曲です。
静かに始まり、じょじょに盛り上がっていく展開が物語の壮大さをうまく表現していると思います。
冒頭まもなく挿入されるオーボエがとても綺麗です。
(もしかするとわたしは楽器のなかでオーボエが好きなのかもしれない)
ただ、少し残念なのは曲の最後の部分が少しまとまりに欠けている気がしなくもない点です。
中盤までは100点で終盤が60点くらいというか…。
それでも全体的には高評価で、300回くらい繰り返し聞いても飽きません。
3位:『哀愁物語』
ドラクエ5のイベント系BGMです。
トップ3が全部ドラクエ5というランキング結果に(汗)。
「哀愁物語」は感動的な場面でよく流れます。
わたしは聞くたびにパパスの手紙を思い出し、自分の親子関係と重ね合わせて号泣したこともありました。
悲しい旋律と穏やかなそれを交互に織り交ぜる曲調は、主人公の人生を表しているようでドラマチックです。
まさに人生、山あり谷あり。
自分はどういう人生を送っていくか考えさられます。
4位:『王宮のメヌエット』
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の城で流れるBGMですね。
ドラクエ1~6のなかで一番、高貴な雰囲気がただよっている城BGMだと感じます。
ファミコン音源よりスーファミ・DS音源のほうが、もちろんオーケストラ演奏に近く気品が高いです。
しかしファミコンならではのピコピコ音も、逆に繊細に聞こえて悪くありません。
中盤の転調も表現ゆたかで、高温のバイオリンと低音のコントラバス(?)が同じリズムを演奏し合っています。
5位:『生か死か』
2連続でドラクエ4のBGMとなりました。
こちらも1~6の戦闘曲のなかでもっとも好きです。
小学生のころ友だちの家で初めて聞き「かっこいい!」と感じ、この曲を聞きたくてソフト本体を衝動買いしたくらい(笑)。
曲の最初から全力でたたみかけるような流れはとてもスリルがあります。
ちなみにアニメ『ダイの大冒険』シリーズでよく使われていました。
6位:『恐怖の地下洞』
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のダンジョンBGMです。
個人的にはドラゴンクエストのダンジョン系音楽といえばコレもよく思い出します。
洞窟の薄暗さや、いつモンスターと遭遇するかわからない怖さをうまく表現している名曲です。
ファミコン版のBGMのほうが適度に荒削りで、ダンジョンっぽさが伝わってくる気がします。
7位:『精霊の冠』
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のイベント系BGM(らしい)です。
精霊祭というイベントで流れる曲だそうですが、正直わたしは覚えていません(苦笑)。
ただ、このBGMがドラクエ6のどこかで流れていたのはハッキリと覚えているんですよ。
とても幻想的・神秘的な音楽で、リラックス効果が抜群です(聞いているとよく寝てしまう)。
8位:『聖』
ドラクエ5の修道院や祠(ほこら)で流れるBGM。
『死の塔』と同じく、オーボエが主役の楽曲となっています。
終始きれいなメロディーで、心が洗われること間違いなしです。
人に対して嫌な感情を持ってしまったときに聞くのがおすすめかもしれません。
9位:『遙かなる旅路』
ドラクエ2のフィールド系BGMです。
序盤の2人パーティーのときに流れている曲ですね。
ちょっと悲しい感じにも聞こえる曲調ですが、そのなかにも未来へ進む力強さがあります。
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のフィールド音楽(『冒険の旅』)よりもロトシリーズっぽさを感じるのはわたしだけでしょうか?
10位:『不死身の敵に挑む』
ドラクエ5の中ボス戦闘曲。
ゲマやブオーンと戦うときに流れていました。
ドラクエ1~6のなかで一番ボス曲らしい、緊迫感あふれるサウンドだと感じます(小学生当時は震えながらコントローラーを握ったものです笑)。
原曲のスーファミBGMより、オーケストラバージョンのほうが大迫力ですよ。
11位:『ダンジョン』
またまたダンジョンBGM(笑)。
ドラクエ音楽のなかでもダンジョン系のそれって個人的にツボなんですよ。
ドラクエ3で使われている曲で、前述の『ダイの大冒険』でもたまに耳にしました。
全体的におどろおどろしい曲調となっており、ドラクエ2と同じくファミコン音源のほうがダンジョンの雰囲気に合っています。
12位:『この道わが旅』
ドラクエ2のエンディング曲です。
またも『ダイの大冒険』にて、エンディングテーマ(歌詞付き)として使われた曲でもあります。
終始やさしい雰囲気の曲調を聞いていると少年時代がなつかしくてたまりません。
歌詞が付いているバージョンもおじさんの歌声がやさしくて好きです。
13位:『ぬくもりの里に』
ドラクエ6の村BGM。
ドラクエ1~6の街系BGMのなかで一番だと感じます。
個人的にドラクエ6はあまり思い出に残っていない作品なんですが、この曲だけは印象深いです。
曲調の美しさもさることながら、リズムが単調でなく何度リピート再生しても飽きません。
14位:『ほこら』
ドラクエ3の祠(ほこら)BGMです。
ひさびさに聞いたとき全滅時の曲かと思いました(苦笑)。
そのくらい悲しげなメロディーがただよっている曲です。
しかし絶望的な雰囲気のなかにわずかな光を求めて…という意思も感じます。
15位:『戦い』
ドラクエ2の通常戦闘曲を最後にチョイスしました。
当ランキングでドラクエ2のBGMが地味に4曲ランクイン(笑)。
ヘンテコなリズムが脳裏に焼きつく名曲です。
スーファミ音源などを聞くとわかりますが、裏で流れるビート音がBGMに厚みを持たせています。
以上、ドラクエ名曲BGM(個人的ランキング)のご紹介でした。
ドラクエ5を何周もプレイしていた経験があるので、やはり同作品からの選曲が多くなっています(汗)。
わたしが一番ゲームをしていたころ(小学生時代)の作品なのでご理解いただければと…。
あとドラクエ2が4曲もランクインしたのは、作品として5の次に2が好きだからかもしれません。
ドラクエ3のBGMは有名すぎて、逆にわたしの心にあまり響かないです。
(ドラクエ1のBGMがひとつもないことはスルーしてください苦笑)
「ロトシリーズ」「天空シリーズ」 をプレイした同世代の方は、どのドラクエBGMが名曲そして神曲だと思いますか?