「投資はこわいけれどお金を増やしたい」という人は多いかと思います(わたしの妻もそうです)。
しかし銀行に貯金していても、超低金利時代のいまでは本当にわずかな利子(利息)しかつかないですよね…。
そうした「雀の涙」を少しでも増やすべく、わたしたち夫婦は以下の方法を実践しています。

ネット銀行を利用する

貯金を少しでも増やす

ネット銀行(実際の店舗をあまり持たずインターネット上で業務を行っている銀行)の利用は必須です。
都市銀行や地方銀行などより、貯金(普通預金や定期預金)の金利が高い傾向にあります。
金利が高ければ、貯金を預けたときにもらえる利子も増えますね。

また、ネット銀行では手数料が安くなっています。
銀行によって条件はさまざまですが、ATM引き出し手数料や他行宛の振込手数料が無料になる場合は多いです。
手数料の無駄な出費を減らすことは、貯金を増やすことと同じくらい大切ではないでしょうか。

超短期定期預金を活用する

一部のネット銀行には「超短期定期預金」という、預け入れ期間が1~2週間の定期預金商品があります。
1カ月以上の定期預金を行う余裕がないときにおすすめです。

一般的な定期預金の金利は高いですが、ある程度の期間は解約できないのが難点ですよね。
先のことを考えて定期預金を契約しないと、あとで「お金が足りない」なんてことになったりします。
だから手持ちの貯金が少ないときは、定期預金の利用はついつい後回しにしがちです。

超短期定期預金なら1~2週間で満期が来るので、そうした心配がありません。
1カ月以内の出費の予測ならできますよね。
もちろん金利は長期の定期預金より低いですが、それでも普通預金の金利よりは高いです。

普通預金口座の残高に少し余裕が出てきたら、その何割かを超短期定期預金に移しておくと良いでしょう。

定期預金キャンペーンに参加する

大半の銀行では、ボーナス時期などに定期預金の特別金利キャンペーン(金利上乗せキャンペーン)が実施されます。
預金残高に余裕があるなら、こうしたキャンペーンには積極的に参加しておくべきです。

なかでもネット銀行では、そうした定期預金キャンペーンが時期を問わず頻繁に実施されています。
ホームページなどを定期的にチェックしてみてください。
たまに現金をキャッシュバックしてくれる企画もあったりしますよ。

投資がこわいのなら、ネット銀行をメインバンク(よく使う銀行)にすることがお金を増やす近道です。
超短期定期預金という仕組みがありますし、金利のキャンペーンが多いですからね。
いまより少しでも貯金が増えれば良し、というスタンスの人はぜひ実践してみてください。

なお上記はあくまで投資をしない場合の話で、わたしは投資信託や確定拠出年金(iDeCo)も行っています。
個人的に投資信託はミドルリスク・ミドルリターンという印象で、定期預金にイマイチ魅力を感じない人におすすめです。

「それでも投資はこわい…」という方は、ひとまず『お金の教養講座』(無料)に参加してみてはどうでしょうか。
専門講師が、資産運用の心構えなどを投資初心者向けに教えてくれますよ。